「back number in your humor tour 2023」
2023年4月23日(日)に開催された、ツアーファイナルとなる福岡PayPayドームDay2に行ってきたのでレポートを簡潔に記す。
ドーム公演の参加は人生初。そもそもドーム自体初めて訪れたので、座席は相当遠いんだろうなと覚悟して臨んだ。
が、いざ入場してみると思ったより近い席だった。御三方を直に見ることができても米粒程度だと思ってたが、案外そんなこともなかった。
これまでほぼ触れてこなかった
今回私がライブの参加をしたのは親の付き添いが理由だ。
ここ数年back numberにハマっている親が初めてライブに行きたいと言ったため、公演のチケットを取り孝行ついでに足を運んだ。
かくいう私のback number遍歴について記しておくと、ライブはおろか楽曲もまともに聴いてこなかった。
アーティストを認知したのはドラマ主題歌となっていた「青い春」。
以降、iPodに入れていた「高嶺の花子さん」「fish」「SISTER」、サブスクに移行してから「エメラルド」「アイラブユー」、以上。
他にもサビ頭くらいはわかる楽曲はあるが、タイトルが一致しなかったりフルで通して聴いたことの無い曲ばかり。
今公演は最新アルバム『ユーモア』を引っ提げてのツアーということで、アルバムを聴き込む予定だったが、忙しくなる一方の仕事とライブ2日前に配信開始されたヒゲダンの新曲「TATTOO」の誘惑に負け続けた結果、3回くらいしか通して聴くことができないまま当日を迎えてしまった。
セットリスト
3時間以上に及ぶライブのセットリストは以下の通り。
1.アイラブユー
2.大不正解
3.SISTER
4.秘密のキス
5.クリスマスソング
6.ハッピーエンド
7.エメラルド
8.青い春
9.ヒーロースーツ
10.ヒロイン
11.手紙
12.Silent Journey in Tokyo
13.ゴールデンアワー
14.高嶺の花子さん
15.赤い花火
16.黄色
17.水平線
18.ベルベットの詩
19.スーパースターになったら
En1.添い寝チャンスは突然に
En2.花束
En3.怪盗
良かった点
- ベストアルバムのような豪華楽曲のオンパレード
知らない楽曲も多く披露されるのだろうと思っていたが、全く聴いたことのない曲は1曲だけで、あとは「クリスマスソング」「ハッピーエンド」「ヒロイン」「花束」など少なくともサビは知ってる曲だった。
生で体感してとりわけ良いなと思ったのが「水平線」。
近年の楽曲の中でも特に話題になっていたのは知っていたが、めちゃくちゃ良い歌詞と叙情的なメロディが胸に響いた。
- 曲の余韻浸りタイムが長い
曲終わりから次曲あるいはMCに移るまでの合間に比較的長い時間を使うんだな、という印象を受けた。少なくともヒゲダンよりは長い。
これは観客に噛み締める時間を提供してるのだろうか、と考えた。
ラブソングを中心に、多くのリスナーの琴線に触れ共感できる歌詞が強力で、その点で右に出る者を出さないback numberらしいひとつの演出かな、と結論づけた。(違ったらすみません)
- 飽きさせないMC
メンバー3人ともにトークしている姿を拝見したのもほぼ初だったが、三角形の内部に流れる空気感が和やかで、それぞれのキャラクターが明確に伝わってきた。
笑かせにかかるMCでも心を掴んできたかと思えば、終盤ではゆっくりとでもしっかりと絞り出すように紡ぐ言葉で泣かせにくる。
ツアーファイナルということもあったかもしれないが、感極まって涙を光らせながら語る姿が瀟洒であった。
最後に
結果的に3時間オーバーと長い時間だったが、充実した時間を過ごすことができた。
親がまたライブに行きたいと言ったら、また参加したいと思う。
余談だが、公演直前の会場ではヒゲダン「ホワイトノイズ」が流れていた。
感謝とともに、いつかヒゲダンもドーム公演を開催するのかな、そう遠くない未来有り得るのかな、と考えた。
その時はこの目で確と勇姿を見届けたいし、迫力のある音を浴びたい。