はじき銀舎の地味日記

地味な生活を送る、冴えない男の日記

はじき銀舎の形成 其の二〜女性不信の蕾〜

前回の続きです。



小学生時代からもう一つ。少々うろ覚えなのですが、御容赦ください。



放課後や土日には、いくつか上級生のお兄さん、お姉さん達との付き合いが結構多く、近所の公園でよく遊んでいました。小学生から見る中学生や高校生なので、当時はかなり大人に見えたものです。


その中に気の強いお姉さんがいました(以下、Qさんとする)。何となくの容姿しか覚えていませんが、いわば女番長のような風貌だったと記憶しています。Qさんとは仲が良いわけではなく、話したこともあったか曖昧なのですが、近所ということで顔馴染みではありました。


ある日、Qさんを含めたいつものメンバーで遊んでいた時のこと。
僕がQさんに泣かされるという事態に。
(何故泣くことになったのか、大事な箇所の記憶がありません…。殴られたか、ドッジボールでひどい仕打ちを受けたか、直に悪口を浴びせられたかのどれかだとは思いますが…。本当に申し訳ありません…。)

Qさんも故意でやったのか定かではありませんが、当時の僕は泣きじゃくりました。これを機に、Qさんとはもちろん関係が疎遠になりました。




今回敢えてこのエピソードを書くに至ったのは、この一件が女性に対して苦手意識をもつ大きな引き金となった気がするから。
女性との距離を縮めることが苦手になり、女性に恋愛の意味での好意を抱かなくなりました。
一つ目の蕾から程なくして、僕の心には次なる蕾、女性不信の蕾が芽生えたわけです。


ちなみに、現在も初対面の女性と接する時はかなり緊張しますし、得意ではありません。言葉で表現するに難いですが、気を張るというか、スイッチを入れないといけないというか…。
これが飲食店やレジなど、接客の女性にも発揮してしまうものだから、困ったものです….。僕と同じような方はいるんでしょうか?書きながらふと疑問に思いました。



次回は中学編です。お付き合いいただきありがとうございました。