#1の続きです。
数日後、退職勧告が出されたことを両親に連絡した。
要らぬ心配をかけたくない故、できれば言いたくなかったが。
返ってきた言葉は、
「1ミリも非は無い」
「いい経験をしたと前向きに捉えよう」
など、泣けるような嬉しいものばかりだった。
いや、実際には涙が出ていたんだけど、バレないように平常心を装った。
悲しくないはずなのに何故涙が零れるのだろう。
そういえば、以前こんな記事を書いたことがあった。
どうやら僕にも感情表現というスキルが身についてきたようだ。
2年前の投稿だからか、所々読み返すと恥ずかしい部分があるが、まあ良しとしよう。
昨日、この記事で言及しているドラマを久しぶりに観てポロポロ泣いた。
年齢を重ねると涙腺が緩むと一般的に云われているが、自分も例外ではないのかもしれない。
とりわけ仲良くさせていただいているブロガーさん数名には、ブログで報告する前に一連の出来事をお話したり相談させていただいたが、この時も感情が漏れそうだった。
声をかけてくださった皆さんのおかげで僕は救われた。
話は変わるが、ここのところ体調が悪い日が多い。
これまでほぼ取得してこなかった連休で身体は休まっているはずだし、そもそもインドア人間であるため外出しないことにストレスを感じていないはずなのに。
日々仕事してる方が体調が安定している気がするから、もしかすると僕は仕事人間なのかもしれない。
まあ、どちらでもいいか。
これほどまでにずっと自宅に居て時間が有り余っていると、無駄に過去のやらかしや失敗を思い出しては気分が沈む。
現在仕事が無いこと、数ヶ月先の自分が存在するのか見えないことに不安がのしかかっているのだろう。
コロナウイルス問題が終息するまでおとなしくするのが一番なんだろうけど、どうしたらいいのか。
休みなのに心が休まらない。
社宅に越してしまっていたこともあり、これからまた引っ越しや役所での手続きなどが迫っている。
そんな落ち着かない日々だが、そんな鬱々とした期間でも、僕には新たに癒しを与えてくれるものができた。
#3に続く。