はじき銀舎の地味日記

地味な生活を送る、冴えない男の日記

夢を見る

どうも、はじき銀舎です。

 

 

突然ですが、皆さんは普段寝ている時に夢を見ますか?

 

 

 

 

 

僕は普段夢を見ることがほとんど無い。

 

だが、この2週間ほどで少なくとも2回は夢を見た。

 

いや、実際にはもっと夢を見ているのかもしれない。ただ憶えていない、というだけで。

 

 

そして、鮮明に記憶が残っている2つの夢はどちらも、何故かシチュエーションは違えど性行為をする場面が含まれるものだった。

 

思い返せば、Wさんとの夜を過ごしたあの日は3週ちょっと前のこと。やはりこの一夜が影響しているのだろうか?

 

hajiki-ginsha.hatenablog.com

 

 

 

 

ほとんど夢を見ないのは幼少期からのことでずっと変わらないが、稀に見る夢は悉く恐怖心に襲われる内容のものばかりだった。

 

時には何故か5階ほどの高さから飛び降り、落下して地面に叩きつけられる寸前で目が覚めたり。

時には猛スピードで向かってくる乗用車に跳ねられる寸前で目が覚めたり。

身体を固定され、指や手首、首を切断されそうになる拷問まがいの場面には何度も遭遇した。

 

いつも"寸前"で夢の世界から解放されるから、被害に遭って負傷する恐怖からは何とか逃れてきた。

 

 

 

 

そんな二度と遭遇したくない恐怖とは対照的な、ここ2週間の2回の夢。

 

最初の夢は、行為をしていた光景だけが残っているため、相手が誰なのか等の詳細は起床とともに頭から消えてしまった。何とか思い出そうと試みたが、記憶の断片すら引き出すことができない。

 

 

だが、最近見た方は今でもそのシーンが鮮明に残っている。

相手は何と、同じ職場の後輩男性…。

 

 

 

 

夢って不思議なもので、自我が働くことで現実世界同様に自分の意思を言葉に出して示すことがある。

 

前述の拷問の夢では専ら抵抗するしかなく、「やめてくれ!」だの「離してくれ!」だの、喚き続ける。これは、死にたくなかったり痛い思いをしたくない故の防衛本能に違いない。

 

 

かと思えば、時に突飛な状況を創り出す。

最近見た方の夢がそうだ。

 

 

駅のホームには電車を待つ大勢の人。そこから少し離れた部屋のベッドで行為に勤しむ僕と後輩。

 

可笑しな点は、その大勢の人の目線が我々に向けられている、ということ。

 

駅のホームから丸見えで行う恥ずかしさに耐えられない僕は後輩に「見られてるからやめようよ…。」

と懇願するが、S気質の後輩は

「嫌です。」と一言だけ放ちひたすら腰を振り続ける…。

 

 

 

謎の夢から目を覚まし現実に引き戻された僕には、虚しさともどかしさが残っていた。

 

夢とはいえ、性描写のあるシーンで顔なじみの後輩が登場したことが驚きだ。

 

もしかして、僕は彼に潜在的に好意を抱いているのだろうか?

 

確かに、真面目だし仕事もできる。ルックスもどちらかといえば好みのストライクゾーン圏内だ。

だが、恋愛対象かと問われると、頭を悩ませてしまう。

 

 

夢を見た後、現実世界でその後輩と職場で顔を合わせたが、何となくいつもより距離を置かれている気がした。

被害妄想だろうが、

「もしも僕と同じ夢を彼も見ていたら…」

と想像すると、申し訳なさでいっぱいだ。

 

 

 

 

ちなみに、夢のカラクリを少しネットで調べてみると、見る夢の内容によってその時の自分の心理状態を表すよう。

 

性交渉の夢を見るのは"欲求不満"とのこと。

もちろん一概にそうとは断言できないだろうが、もしそうだとすると少し哀しい。

もっと満たされたいと本能では感じているのだろうか?

 

そう考えると、たとえ恐怖を感じないハッピーな内容だとしても、夢は見ない方が何も気にすることがないから幸せかもしれない。

 

 

だが、このタイミングでそういった夢を立て続けに見たことを考察すると、一つ新たな経験を通して成長の途を辿っている証拠なのかもしれない。

 

 

僕は様々な面で同年代、いや歳下の人にも遅れをとっている。

それが悪いこととは思わないが、少しずつでも経験値を増やして自己の成長に繋げていきたい。