はじき銀舎の地味日記

地味な生活を送る、冴えない男の日記

いつゲイと自覚したか

ゲイグループの長であるchuckさんからブログのお題が与えられたので、書いてみようと思う。

 

ちなみに、前回のお題は直前に関連記事を書いたばかりだった為スルーしてしまったが、今後はお題が発表されたらできるだけ記事にしていきたいと思う。

 

 

 

本題に入る。

 

 

いつゲイと自覚したかだが、実ははっきりと断言できない。

"この瞬間"という認識があまりないのだ。

 

 

だが、自覚の芽が出てきたのは、大学生になってからだと思う。

でも、それまではノンケだったという訳ではない。

 

中学生の頃には周りの同級生男女が付き合い始めたりしていることを風の噂で知ったが(直接目にしたり聞いてはいないが、人伝だったりたまたまそういった会話を耳にしてしまったり。)、そんな中で僕はこの女子と手を繋ぎたいとか二人きりで喋りたい、或いはそれ以上の妄想をすることなんて皆無だった。いや、"しなかった"のではなく"できなかった"のだろう。

 

高校生になっても心境に変化は無かった。変化どころか"恋愛感情"という心の波すら発生しなかった。

 

僕には"恋愛感情"というものがさっぱりわからなかったのだ。

 

 

ただ、今になって振り返ってみると、この子と仲良くなりたいなと思える、特別視してしまう男子は居た。

 

だが、自分から距離を縮めることはせず、時間の経過で疎遠になってしまった。

 

 

 

 

しかし、大学生になると性に対する意識が萌生していく。

 

 

一人暮らしを始めたことで積極的に自慰行為を行うようになった。男女ものをおかずにすることもあったが、僕の視線は男性にしか向かない。

加えて、行為真っ只中の女性の声が煩わしく感じてしまい、それからゲイ動画しか観なくなった。

 

現実世界では何も無かったが、女性という恋愛対象が潰えた以上、男性が恋愛対象なんだという考えに抗えなくなり、それが徐々に確信に変わっていく。

 

だが、それから今に至るまで、自分がゲイだということで悩むことはそれほど無かった。

これが僕の"個性"だと割り切っているから。

 

 

 

 

大学卒業が近くなってきた頃、兄が結婚した。

 

僕は2人兄弟で、今となっては離れた地域で暮らす兄とは滅多に連絡を取らなくなったが、仲は良い方だと思う。

だが、昔から兄弟だから何でも相談できる、なんてことは全く無いし、寧ろ"込み入った話"は双方がしようとしてこなかった。

 

"込み入った話"というと恋愛の話が主になるが、僕は兄の恋愛遍歴を全く知らないし、兄は僕がゲイだということはもちろん知らない。

気付かれてなければの話だが、兄は僕がゲイだと勘付いているのではないかと思っている。直接問い質されたり仄めかしたりはしないが、何かそんな気がする。

 

兄が結婚した数年後に孫が産まれたことで、両親の期待の矛先は僕に向けられた。

だが、僕ははっきりと「もう孫は要らないよね。」と言っている。

両親にもカミングアウトはしていないが、こちらにも勘付かれているかもしれない。

 

 

 

 

 

話が大きく逸れたが、簡潔にまとめると、

◇大学生の頃にゲイだと確信するに至った。

◇だが、物心ついた時から同性にしか興味が無かった。

◇家族内や職場ではゲイを隠しているが、ゲイだということに引け目を感じたことはなく、寧ろ誇りに思っている。

 

 

 

うまくまとまってなくて申し訳ないです…。

今回はこの辺りで。ありがとうございました。